May 16, 2006

私は運転が上手くない。

久しぶりに書いてますと、危ない思いもいくつかあれど、
予測しない方々からの声を聞けたり、ああ、なんとうれしいものなのでしょう。

で、調子にのって下らんエントリーをば一つ。
私、長野でハイエースやら2トンやら運転していて、また、ぶつけちゃったんです。
扉スタッフの中でももっとも安全な運転者を自負しているこの私が、
結局扉での事故率100%という不名誉な記録をいただいているのですよ。やれやれ。
で、さすがに色々考えた。結論はいたって明確でした。
僕は運転が上手くないってことですな。
でも速くて、安全ではある。じゃそれは何故か。

単車の考えなんです。四輪を運転していても単車を運転してるのと変わってない。
単車は四輪より危ない。危ないから慎重で一番安全な論理で走る。
じゃ一番安全な走行とは何か?
それは先読みをしながら効率的に走るってことなんでしょう。
コーナーとか前の車とか、いずれも二つ先、三つ先を考えてます。
S字が複数連続するところでは、見通しに従って、なるべく直進するルートを取る。
ブラインドコーナーでは確認できるまではスローインに徹し、
見えるとすばやくアウトして次に備える。
あとは地形と方角を読んで先を類推しながら走る。
あたりまえなんだけど、結構これやってない人多いです。
ハンドル切るのが遅い人とかザラにいるのね。

で、此処まですらすら書くくらい
「やはり俺運転うまいんじゃない?」とか思っていたわけ。
ところが、よくよく考えてみるとボロが出る出る。

まず、四輪に乗っていても「横幅」という概念がを持ってない。左に寄せる、
路側帯ときちんと並行に停める、なーんて基本がまったくだめ。
もちろんバックなぞ一番の苦手。たまにコインパーキングで苦しんだのはこれだった。
高速とかのレーンチェンジも上手くない。
スムースに流れてるバイパスとかで、前に右折車などが詰まった際、
速度差のある左車線に逃げられなくて、困るときも多い。

一番実感したのは今回、扉で2トンのワイドボディで山道を走ったとき。
ワイドなので、道幅一杯。交差なんて考えるだけで恐ろしい。
下山してまた上がってきたときには足震えてました。終始ビビリまくり。

10年ほど前の事故でも、直前でハンドル切って、運転席の自分は完全回避したが
助手席は全損ということがありまして。(つっても人身事故や切符を切られる事故は後も先もそれだけですよ)結局「幅」というものをまるで扱えていない、ということです。

だから僕の運転する車の助手席にはあんまり座らないほうがよいのかも。
乗るなら真後ろの席でしょうね。

つづく。


Posted by szk at May 16, 2006 7:39 PM SZK