三丁目の夕日だかなんだか。テレビでみたけど。
CGで再現される昭和30年代とかなんだとか。
それなりに出来はいいけどな。
だけど話に力が無さ過ぎじゃね?
絵に広がりも無いしさ。
人情紙風船のあのやるせない長屋のたたずまいととカラッとした抜けの良い空を
思い出しましたよ。
そんな技術があるんなら
つゆのあとさき やってくんねかな。
日比谷から市ヶ谷本村町まで
外堀沿いを走る市電の車窓と、行き着いた坂上の場末の雰囲気こそ
描くべきなんじゃないのかな。
だいたいがな、そも江戸はフラットな都市じゃねんだぜ。
それを室町あたりから実はあーだった、なんて
すごい違和感あるんだよね。
で、先日、そんな荷風大先生の行きつけ「アリゾナキッチン」に
ふらっと入る機会があり、てきとーにハヤシライス頼んでみたんだけど、
うまかったぜい。普通にうまいな。
先生抜きにしてもあれだけの物喰わせてくれりゃ十分だべ。