June 26, 2004
先天性筋ジストロフィー
先日押し花した四葉のクローバーを、
幸せを分ちたい人に贈った。
郵送で。
だけど今日、四葉をひとつ手渡しに
はるばる横浜の上星川へ赴いた。
その少女は、7歳。
福島型先天性筋ジストロフィーという病気。
この病気は、15歳を平均に
全身の筋肉が衰え、亡くなるそうだ。
現在彼女は、座れるが、寝返りはうてない。
ご飯は食べられるが、肉は噛み切れない。
この筋力も、次第に衰えてゆく。
ねえ、わたしはいつになったら鉄棒ができるの？
いつになったら、かけっこができるの？
将来を信じて疑わず、いつも夢の途中。
そして、100点満点の笑顔。
彼女の両親は、「あなたは本当に天使だねぇ」
「また生まれるときは僕の娘に生まれるんだよ」
と、惜しげもなく愛情をふりそそぐ。
いつまで生きられるかわからない。
いつまで笑顔を作る「筋肉」が動いてくれるかわからない。
いろいろな仕事で、いろいろな人に出会うが、
この家族に出会って、心から「仕事で涙」した。
自分の家族とでは知り得なかった「愛のかたち」を知った。
今日、彼女とお絵描きをした。
猫のチビちゃんと、彼女の似顔絵を描いて
来月はピアノの発表会だというので
「ピアノのはっぴょうかいがんばってね」
とメッセージを入れてプレゼントした。
すると彼女は、私の似顔絵と
「いつもありがとう」のメッセージ入りの絵を
プレゼントしてくれた。
大切な人と、大切な時を重ねられる。
大切な人に、自由に会いにゆける。
大切な人に、好きな言葉を贈れる。
また宝物がふえた。
June 25, 2004
belladonna
念願の虫プロアニメラマDVDBOXを入手。
存在を知ってよりほぼ20年を経てようやく
「哀しみのベラドンナ」を見た。危険な大傑作である。
クリムトのドローイングそのままにうごめく
最後のセックスシーンにはうなりをあげた。アニメーションの奥深さに酔う。
倒産の混乱でオリジナルのネガが散逸しているのだろう。
ガタつくポジからのテレシネが非常にもったいない。
これ、サイケ好きなNOISEくんは狂喜乱舞するんじゃないかなあ。
June 23, 2004
CreativeCommons
Lawrence Lessig教授のオライリー社主催イベントでの講演内容。
（6/27ミラーしました）
すばらしいswfを作ったLeonard Lin氏に拍手を。
かつ見事な日本語版に置き換えられ、この運動を細やかに追いかけるittousai氏、こういう情報を細やかにつたえてくれるenvolのmaquiさんを光学姉妹は絶対的に支持します。
何かしなきゃいけない。だから光学姉妹はVJをします。DVDを出します。
VJは最大のプロテストであってよい。
VJはフリーカルチャーの尖兵であるべきです。
June 21, 2004
Public domain
結構すげえアーカイブを発見
知ってた？
戦前の風景から、プロパガンダムービー「Ｏｕｒ Ｅｎｅｍｙ」
「Ｃｌａｓｓｉｃ ＴＶＣｏｍｍｅｒｃｉａｌｓ」などなど
そして多くはＰｕｂｌｉｃ Ｄｏｍａｉｎなんです。
日本のアーカイブにも見習ってほしいなあ。
季節
青森の白神のふもとにて。
標高1000m級の山しかないのに
山にはまだ、ちぐはぐに冬と春が残っていた。
河原を1時間登ると、そこにはまだ雪があった。
雪解けの小川をトンネル状のでっかい雪の固まりが覆う。
そこから来る風は、歩き疲れて少しあがった息を白くした。
山の麓で、紫陽花のつぼみは固く青く。
町で、リンゴの花は受粉作業を終え、袋がかけられている。
終わりかけた東京の紫陽花を思い出し、
季節より早く移動してしまった事に
軽い罪悪感を覚える。
June 18, 2004
live recording
両国での公開録音ライブについて記しておきたい。
有近真澄＆窪田晴男＆鶴来正基＆横山英規＆黒田牧子
のエロヒム。
ＲｏｃｋというよりＪａｚｚなバンドコンセプトに合った、
即興的な映像が収録できたような気がする。
巨大なプロジェクションを堪能。
もっとやりたかったなあ。
これらを素材として、さらに映像と音楽を磨き
ＤＶＤにしていく作業が、夏から始まります。
鼻の曲がる
最近めっきり、臭いものに出会わない。
せいぜい、都心のドブ臭くらいだ。
うちは今、とても臭い。
10年前に嗅いだ、ばーちゃんの家のお隣さんの
てんこもりの牛糞。。。以来の、強烈な臭い。。。
納豆におしっこをひっかけて、
生乾きのタオルでくるんだ臭いがする。
なんでそんな臭いがするかって、
「思い込み」による「選択の過ち」をおかしてしまった。
我が家のリビングには、一枚板のテーブルがある。
丸太に、ハンズで購入（2万円）の板をのせている。
2年前に購入したが、去年の春、板から「木喰い虫」が
孵ってしまった。ハンズに処理をしてもらい、一安心。
ところがまた今年も。。。
木材の防虫加工は、ホルマリンに浸すのがスタンダードらしい。
ホルマリンのイメージが嫌で、ニスのテラテラも嫌い。
だから、白木のまま、手あかのつくに任せ木目を育ててきた。
ところが、木喰い虫。
昆虫自体は、グレーでフォルムも格好よく、好きなのだが、
なんせ、木を喰う。穴だらけ。
毎日一つずつ穴が増える。
悲しくなって、板を変えてもらうことに。
新しい木は、栗の一枚板。
あえてホルマリン処理をしたかは訪ねなかった。
板は、そのままだとどんどん乾燥して割れてしまう。
保護と強化の為に、「塗る」作業をすすめられた。
ペンキやワックスの立ち並ぶコーナーにて「柿渋」発見。
科学的なワックスより、こっちがいいなーと、安易に購入。
京都の古布屋さんなんかで、「柿渋」の染めを見て
その渋さにうっとりしたことのある私は、
自分のテーブルが将来あんなふうに。。。
なんて甘ーい夢を見て、その晩さっそく塗布。
「柿渋」臭い！！！！！
めっちゃ臭い！！！！！
時間がたつほど臭い！！！！！
そう。
私は思い込んだ。
そして、鼻が曲がる。
納豆におしっこをひっかけて、
生乾きのタオルでくるんだ臭い。
刷毛は捨てた。
臭いから。
溶解用の容器も捨てた。
敷いていた、包装紙も捨てた。
燃えろ！燃えろ！
臭いの臭いの飛んで行けーーー
だけど、栗の板は異臭を漂わせ、鎮座ましましている。
悲
日々刻々
表向きうまくいってないけど、著者別のアーカイブできてます。
カテゴリーの各著者の名前をクリックすると、
それぞれの投稿がひとまとめに見ることが可能。
なんつっかNOISEくんとふけちんのエントリーが少ない。
がんばるようにw よろしく。
あ、あとおいらはmixiへの短文登録が最近近くて
こっちが減ってる。自戒自戒。わっはのは。
June 17, 2004
bug
ThinkpadX31 WinXP IE6ですが、このblogに30文字x10行以上の
エントリーをつくるとIEが落ちます。他のWinxp、IE6ではいけるので
おそらくこのマシンのブラウザかOSの問題と見ています。
ウィルスとかスパイウェアでないことを祈ろう。（ないけど）
また、indexなんですが、表示されるエントリ数が不明です。
昨日テストで3つほどエントリを上げ、下げしてみたら
↓こんなさびしい状況になっちゃってるわけで。
June 14, 2004
色気...2
タイから帰って、「なんか、イロケ出てる」と有近氏に言われた。
そうか、ゴーゴーバーも役に立ったか。。。なんて、バカな夜を思い出す。
そんな事より、この二日間、人生で最大回数、化粧をすすめられた。
化粧ってなんだ？
イロケか？
礼儀か？
自己満足か？
私は、人気の海外ブランドの化粧品を使うと、大変なことになる。
例えば、口紅をぬると、その3時間後には唇が一皮剥ける。
ファンデーションなど、カイカイになる。
恐るべき化学反応を引き起こす科学的塗物で肌にストレスを与え、
吹き出物が出て、吹き出物に精神的ストレスをためつつ、
あたらしい科学的塗物で「カバー」
めんどくさ。
17歳の冬のある日、チャリで帰宅中、車にはねられ顔面を半分ズル剥いた。
残った傷を取る手術もした。
18を何ヶ月も過ぎるまで、私の顔にはいつもガーゼや絆創膏が貼ってあった。
ガーゼをとめる紙テープは以外と肌荒れする。
ドクターに、ビニールテープが肌に優しいと聞き、
顔面のガーゼと油紙を、白いテラテラ光るビニールテープではりつけていた。
電車で1.5hの通学路。顔面ガーゼの頭のおかしい女学生である。
そんなこんなで、屈折した私に、化粧をすすめないでおくれ。
礼儀に欠く程、老いさらばえたら「カバー」するからさぁ。
ゴーゴーバー万歳！
June 8, 2004
SOIREE
昨晩、ソワレくんのところで一杯飲んでました。
談話のさなか
瞬時、ソワレくんが、やさしく、怒りました。
その怒る理由が非常に僕の心に刺さってます。
僕が原因ではないですよん。
一般によくわからない話題ですが
記録に残しておきたいのでエントリしておきます。
誠意と表現と熱意と才能と力の釣り合いはうまくいかないよ。
June 7, 2004
artsiness
「上野毛商店街アート化計画」
というのを学生にやらせてます。
自分の殻にこもらないで商店街のおぢさん達と
仲良くなろうという企画
6月25日〜7月1日学内に展示予定
多摩美周辺の方よかったらお立ち寄りください。
7月1日には打ち上げの
「アート寿司」の会もあります。
June 6, 2004
法政大学学館大ホール
ウカツなwordをエントリするとｸﾞｸﾞﾙの上位に簡単に引っかかるので
逆手にとって書いておく。w
いまのところ俺の悲願は
法政大学学館大ホールでの全面プロジェクションです。
法政大学自主管理事業委員会ROCKS->OFF様
よい案件あれば心おきなくmailください。
June 5, 2004
Buddhist memorial service
法事で鹿児島へ。
５度目くらいかな。
今回は妻お勧めの寿司屋に行ってみました。
気持ちの良い店。
「弥太郎」だったかな
縞鯵、鯛、平目、墨烏賊、鮪、穴子・・・鯛兜焼から干瓢巻まで
焼酎とともに堪能。
ところで鹿児島では焼酎の銘柄なんぞ尋ねません。
「焼酎ください」
「５：５ですか？６：４ですか？」
「じゃ５：５で」
これだけ。
二人で大満足して14000円
料理5000円、酒2000円で
呑み食い放題としか思えない値段でした。
地鶏はどこで食べても美味しかったし
鹿児島良かとこです。
