遅れまして来週ですが
こんなイベントです
場所はimmigrantscafe@aoyama
我々光学姉妹の尊敬するアーティストたちの饗宴です。
初お目見えの作品群fromCCAも楽しみ
CCAさまのご協力により、入場料を抑えることができました。
happy&hardな一夜です。
東京大学の講義をweb公開コンテンツにするお仕事始まっています。
まずは「学術俯瞰講義」という、錚々たる物理のお話から作業中。
もうすぐここで公開されるんで見てみてください。
聞いていて相当面白いのですが、分からんところはさっぱり分からんですw
一番の感想は、授業の体裁の変化。わちきが学生だったころから雲泥の差。
先生方はパワポで資料を作り、投射して授業なさいます。
版書しないんですね。生徒もノートに写す、という行為が無くなってます。
じっと聞く。まあ、メモする人はメモしてますけど。
後ろの調整室で見てる僕は面白いんです。先生のアップを常に注視しているので、
一挙一動が面白く伝わってくる。さらにヘッドフォンで生音を聞いていますし、
編集もしてるのでインタビュー状態に近いかもしれません。
高齢の先生も多く、お体の調子もあまりよろしくないので座ってお話されることも多いのですが
さすが学者の魂と申しましょうか、説明に熱が入るとオーラがふつふつと出てきます。
しかし、生徒さんは大変です。月曜の6限。終われば20時。
おなかも減ります。(常にこちらもなんですが)
さらに収録のため薄暗くした講堂。先生の細い声(マイクを通してますけど)。
こんな不利な条件の中で、睡魔に襲われる方も多いかと。。
まあ、しょうがないかなと思うのです。クロースアップがない。
さらに版書を写す、という最高に便利だったオートマチスム、記憶術に頼れない。
(パワポの量も多いですしね)。
なんで、パワポで授業するという行為が良いのか悪いのか、微妙なところ。
黒板を広く使って教壇を駆けるメリハリもよいものだったんですね。
しかし振り返るにこれってなんだかチルアウトのDJステージみたいだな
とか思ったりもしてます。静かに興奮する。そういうパフォーマンスって大事ですし、
そういう環境を作る演出というのも大事。
ああメディアリテラシーとアングラ文化のシアワセな結合ってか。
なんざんしょ。
「ダ・ヴィンチ・コード」が面白かった、という話をしていた。今更、なのだけれど。確かに面白かったのだが、当時僕はBOOKOFFで「フーコーの振り子」を偶然手に入れて読んでいた。上下刊で200円だったけどw
以前も書いたけど後者の方が印象深かった。難解で、衒学的で、読んでいるうちにクラクラどこかへ連れて行かれてしまう。ダ・ヴィンチ・コードはその点実に明快。
この違いを思い出したら、ああ、そうだ、永井豪だ、楳図かずおだと気が付いた。
分かりやすく誘導してくれるハリウッド映画と、
どこに行くかまったく分からないまま興奮(恐怖)してゆく永井、楳図のマンガと。
深いのはどっちだろうか?手塚作品だっていたるところで「誘って」る。
こんなデーモニッシュな誘いに満ち満ちたマンガばかり読んでいたので
今の僕にとっても何かを作るときに目標とするのはオーディエンスを
見たことの無い場所に連れ出すことになってるんだなと、突然気づいた次第。
素晴らしい情報がアップ。
http://www.softadvance.co.jp/k_spec.html
言わずと知れたソフトアドバンスさんのご英断。
これだけのまとまった情報があがったのは初めてだろう。
さらに発表されたご本人いわく(メールありがとうございます)
「fireflyや新compositeでも同じ状況だと思う」
とすらおっしゃっている。ここ数年の高画質出力の流れを支えるインフラの共通情報である。
PCのVJ用途についてはかつてのノンリニア編集のターンキーシステムほどに
少数ユーザ+特殊機能化しており、コンシューマーベースの商品ベネフィットとして語られることはほとんどない。近年のPC高性能化に伴って選択肢も増えてきているが
エントリーユーザーにとってはまずもって不明だろう。
「教えて君」が消えてなくならないのも致し方なしだ。
また以後もこの手の情報は表にでることはないだろう。
しかしこれだけの情報があったとしても、映像をPCで扱う際のキホンを知らない方々が多い。まず映像編集は「取り込み」「編集」「書き出し」にて、HDDを酷使する作業。だからシステムHDDと別のHDDを用意することは当たり前の保護策である。powerbookなどでは長時間酷使することで熱ダレでHDD性能が悪化し、駒オチすることもあるという。
いくら100GBあっても直ぐに断片化してしまうだろう。SONYなどが1スピンドルノートでmpeg2のTV録画機能などを喧伝してきたが、結局仕様として断片化してしまうのだ。
メモリーも然り。再生+エフェクトで相当な量のデータをメモリーに読ませているからこそVJプレイが出来ている。winXPで512MB程度のメモリーでは「256MB」も使えない。
これでは落ちて当たり前である。
なのでノートPCでも普通の選択肢として
・2ndHDDを装着できるのか
・メモリーは1GB程度は実装可能か
この辺は当たり前の知識になると思う。
上記二つにビデオ出力の問題を加味すれば
おのずから選択基準は決まるというものを。
5年も待ったよw 1.1-1.5ですけど。
2005./11/18から出荷だそうです。
いろいろな声が各方面から上がっているようですね。
「銀行振込みはないの」とか「旧版ユーザーへの特典は」とか
容赦なく浴びせかけられる意見、やっぱりキツイっすよw
気になる今回の
販売・購入システムは下記だそうです。
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Farside Online Shopサイトでダウンロード購入する
Composite Station 1.5
定価 29,800円 (税込み 31,290円)
●2006年1月31日まで、
発売開始キャンペーン価格19,800円 (税込み 20,790円) でご提供中です。
お支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
※購入後のアップデート版ご提供サービスのため、
購入時にはユーザー登録が必須となっています
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先代はIMAGICAが突然やる気をなくしたおかげで
こんな不遇のことになってしまったわけで、権利関係を拭って
ようやく再発売できたこと自体がまず何より素晴らしいことだと思います。
しかも小さなソフト制作会社が権利を手放さず、
ここまでがんばってきたことを評価してます。
僕はすっかり大手楽器メーカーからリリースされるものと思ってました。
だってリスクすごいっすよ。
先日ソフトアドバンスの三浦さんに教わったのですが
国内ではmacユーザのVJが異常に多いとか。なんで、風立はいけてるようで
そんな大ヒットにはなってない。あれだけ苦労してるのに、あんまりです。
あれだけよいものなのに、あんまりです。
だからcompositeも国内向けリリースだけだと苦しいと思うんです。
3万弱、という設定は結構ぎりぎりっすよ。絶対。
発売開始キャンペーン価格は、これこそ「旧版ユーザーへの特典」に他ならんでしょ。
下手するとコレだけであとはしょぼしょぼかもしれないわけで、
発売サイドとしては十分に博打ですよ。
でも出したい。出すべき、この心意気、大切にしたいです。
だってこのままゆくと日本ではMACでMOTIONDIVEで、っていう
VJばっかりになっちゃいますからね。
MACもMOTIONDIVEも決して悪くはないんですけど、
分からない人にはただのかっこいい機械ですし
使えない人には便利で気持ちよいVJシミュレート機材、ですから
きちんといろいろな選択肢を作っておかないと、
表現が道具に頼りすぎちゃう、という不安があるんだよなあ。
ハードとソフト、かけあわせて幅のあるリテラシーを用意しておかないとねえ。。
法人化もしてVJの機会も増えた最近ですので
なんつうか新しい出会いの場wも増えておるのでございますが
http://galaxyexpl.exblog.jp/2772072/
ネタとして「おんなのこじゃないんですね?」と
質問されることが久方ぶりに増えてきております。
ありがとうございます。
こーがくしまいのこーせーいんは
現場担当おやじ二匹と母一人、
そして社長はおかみさん、でございます。
先日のエントリーでご紹介させていただいた
セッションとmixのプロジェクト
「VJmixTape.prj.aep」
Mixi上で主に展開しておりますが急激かつ確実に進行しています。
まずは下記にて、京都・大阪・東京、3地域のセッションを
並行して視聴する比較サンプルができました。
18分100MBのストリーミングですがお楽しみください。
http://www.opticalsisters.com/dl/1002.html
一部滞ることもあるようですが その場合は、
下記ページで3つのファイルを右クリック保存して
ローカルでお試しください。
http://www.opticalsisters.com/dl/
流れている音楽は9月京都のHeavensdoorにおける
三重のDJ acha氏のプレイと北陸で活躍する
石ケン&ソウシュウのユニット「Psy-clops」のライブ。
05年11月現在、
京都・大阪・東京・高松・広島でのMIXが完了。
去る11/7にはMPP主宰深川氏率いる大阪有志が
大阪ミナミ芸術祭にて先行プレビューを敢行。
これからの予定
・北九州・福岡にてご存知MOTORDRIVE氏主催で九州mix。
・秋田「風立AD」ソフトアドバンス社三浦氏主催による
秋田・山形地域でのmix始まります。
・来春4月には岩手盛岡にて「雪景色セッション」を予定。
三浦氏の呼びかけで,岩手大学でVJに関する論文発表など、
学術的見地から研究されているDr.KENTA氏はじめ、
盛岡で活躍している映像作家の皆さんなどの
ご協力をいただいてスタートしています。
・また、中部地方ではアップデートがリリースされた
「COMPOSITESTATION」の作者の一人、
Pal Graphics,yos-D氏によって、ペンションを借り切ってmixを楽しむ企て
「信州湯煙セッション」の企画が進行中。
1/21・22の予定で具体的な計画になってきています。
興味あるかたは是非どうぞ。
また、参加希望の方はどうぞ。現在、沖縄、北海道の方、
四国高知県、島根・鳥取地方、九州鹿児島・宮崎関係の方、
もしくは海外の方、参加したい、もしくはモデレーターと
して名乗り上げていただける方歓迎です。
よろしくおねがいします。
会社発足のご挨拶
拝啓
時下、ますますご清栄のことと、お喜び申しあげます。
平素は格別のお引立てを賜わり、厚くお礼申しあげます。
さて、去る10月14日をもって、
VJユニット「光学姉妹」は
大房明美/大房潤一/鈴木健介/津田聖美により
新会社「有限会社光学姉妹」を設立し、
10月末日より業務を開始する運びとなりました。
映像制作・コーディネートに始まり、映像イベントの参加、
webコンテンツ制作、メディアリテラシー教育支援など、広いフィールドにて
いままで培ってきたフィルム・ビデオ・VJの企画制作リテラシーを
存分に生かしたお仕事に尽力する所存です。
発足間もない会社でございますが、皆様のご期待に添えますよう、
従業員一同、全力を尽くす所存でございます。
何とぞ、今後ともご支援ご指導を賜わりますよう、
お願い申しあげ、ご挨拶とさせていただきます。
敬具
記
1. 会 社 名 有限会社光学姉妹
2. 代表取締役 大房明美
3. 所 在 地 東京都目黒区東が丘1-16-17 泰山館213
4. 設立年月日 平成17年10月14日
※ご連絡は従来通り各メンバー(大房・鈴木・福家)までお願いたします。
以上
先日初めてPCを組んでみた。やりかた自体はターンキーシステムの構築と一緒で
たいしたことはないのだが、パーツ選択の基準に困った。
特にビデオカードの選択には参った。
僕の求めていたスペックは「確実に美しいRCAコンポジット信号が出るビデオカード」
でしかない。HDなんかじゃなく、NTSCのSDのものでかまわない。
ビデオメモリーもチップのクロックも数年前から数倍進化している。
AGPやPCIexpressなどという相次ぐ新規格が、CPUとかビデオチップとの信号の流れを
ボトルネックで締めちまうこともなくなっているのだろう。
かようなパーツが今どきNTSCのSD出力なんぞできないはずがない。
ところが、だ、ネットの情報でも店頭の情報でも
ことビデオカードに関しては、せいぜいがSvideo出力できます、ってな程度であって
他に記述がない。あるのは「ゲームに最適」「ゲーマーならこれ」とかとか
おいらにとって重要な言葉はなんにもセールスされちゃいないわけですよ。
いやあ、困ったもんだ。(次号へ続く)