Appleストア福岡天神で、日本の誇り、九州の星motordriveさまによって開催いただくことになりました。
秋田セッションの内容もまとめてます。
もうすぐ全地区のまとめサイトを立ち上げます!
HEAVENS DOOR 8th:Lunatic Earth Light
おなじみ5月のレイブ決定。
VENUE:野田平分校跡地(長野県下伊那郡豊丘村)
DATE:2006/05/03(WED)-05/05(FRI)
START@16:00
ADMI:7000yen(GATE),6000yen(ADV)
■ArtistLineUp
LIVE------
theoreme、HydroGenerator、STANDARD CLEAR
Psy-Crops、移の瞬、春雷秋風、あっこ、
and more......
DJs------
SASA、HIDEKICHI、KAGIWO、NOISE、Jupiter、
AccO、SHO-HEY、GIN、JOY、acha、CHAN(静岡)
CAPTAIN BOB、momi、K△Y、遊透、みや、No9、
So-shu、Toru、ferooma、USSY、Mad Lounge Unity、
and more......
VJs------
motordrive、maqui(envol!VJ)、pal graphics
CYCLE、亜妃子、yamachi、Tanachu、光学姉妹
and more......
ことしのVJは、画音一致のパフォーマンス。
見て納得、踊って飛ぶコンテンツのご提供をお約束しましょう。
読んでみたけど。面白かったけど。
アタシにとって東京の近道を覚えるってことは
川があったところをたどるとか
谷に沿って遡上するとか回り込むとか、これ常道。
で、谷底や川沿いにはたいてい
べたーって昔からの魅力的な町が寝そべっているっていうことも
既に嗅覚でわかってる。
青梅街道とか中央線が東西まっすぐに走ってるのも
もとより至極不自然。特に縦方向に移動するときに
移動距離が西へ偏るし、坂道の具合も変わる。これ常識。
五日市街道とか走ってると実に納得する。
前にも書いたが赤坂溜池に豪雨で冠水するのももっともなこと。
縄文人の記憶と直結ってのは面白いけど
いままで普通にやってることをいちいちご大層に謂われてるってことがまず
ちょいと癪に障る上、
青山とか浅草とか、文化の位置づけとかしてみせるのは
はちょいと強引で、舞い上がりすぎじゃないかなあと思った。
東京人のこまっかいメンタリテーを一々理屈こねられたってねぇ。
ああ、三信ビルの署名やんなきゃ・・すいません。
と言ってる間に、FairlightCVIほか、SD放送業務機器を愛する身として
電気用品安全法は改正してくれないと困ります。。。
三浦さんがプレイを振り返り、自らを評して「照明VJ」とおっしゃっている。
そのスタンスは、風立の作者として、
そしてステージライティングの第一人者としてもよく理解できるところです。
言ってみれば音楽に映像を合わせる王道のプロトコル。
ライティングの歴史からも至極正統な文法と文脈をもったしっかりしたもの。
実際、三浦さんが音のゆらぎへどこまでも正確に高画質の光をシンクロさせてゆく
姿を見ることができたのは何よりの収穫でした。美しい。
一方光学がそのプロトコルに相対したときに見えてくるのは、
ビート単位で仕込んでゆく意味の波の振動の送出と、
DJの担当する数時間にわけてフロアの空気にチャプターを付け、
パーティ全体に序破急をつけた物語を語ること、
この2点を演出している事実です。
これってバイナリデータとソースコードみたいな違いがあるのかなあ。
(まだまだ続く)
今年に入ってから2回のセッション。長野、そして秋田。
いずれも参加してきました。
この企画は中央主導ではなく、各地域、地元の方が
勝手にぶち上げてくれればよいことだって思っているのですが
結局なんやかやで口出すだけにとどまらず、つい出かけてしまう。
それだけ楽しい企画ってことでもあるんだが
ちょいとむずがゆいことでもあります。
セッションも7回目ともなるとかなり素材がダブってくるので
秋田のミックス素材には気を遣いました。
ああ、がんばらんといけないなあと改めて思ったり。
しかし面白いことに、クラブミュージックつまり都市文化たる
所以もあってか、DJ、VJ、集まるパーティピープルは表向き
地方格差がありませんね。着ているもの、聞いているものは
まったく同じものに思える。
20年も前はもっと地方は地方然としていたような記憶があるし
もっと方言がよく聞こえてきたと思うのだが
秋田のハコに居る限りは全く差を感じませんでした。
僕の家庭では福島弁が公用語だし
以前、八戸のコマチンと電話で話したりしてると
やっぱり独特のイントネーションが出ていたりした経験から
秋田には独自の土地らしさを期待していたのですが
タクシーの運ちゃん以外は全部公用語。
女の子の服装のセンスもすてきなもの。
20年前、福岡や仙台には、雑誌の写真のデッドコピーみたいな
服装の人たちがたくさんいたんだけどなあ。
とっても進歩していて良いことなんだろうが、ちょっと寂しかった。
僕が秋田の街にまず感じたのは「風」。
日本海から吹いてくる風の強さ。風のもたらす風景。
秋田空港からのドライブの途中、ソフトアドバンスの「風立」を
めぐるネーミングが、「風」になぜかなっっちゃったんだよぅ、という
三浦さんの話を車中で聞いて、笑いつつ、とてもよいセンスだと思いました。
ただ、いざ現場のプレイに立ち会うと、その秋田らしい風が吹いてこないのだね。
特に音が、抑揚があまりない、フラットな感じ。
最近の「HEAVENSDOOR」の会議でも良く話すのですが、
最良のパーティには「波」「うねり」があると思うんです。
落とす、上げる、ゆるめる、盛り立てる。
特にノンジャンルのラインナップでは、各DJの誘導が良く見えてくるはず。
うまくゆくとフロアが活況化する。これが一本調子になるとつまらない。
っていうか、VJやってて興奮しなくなってくるんだよねえ。
まあしかし、これは「場数」を踏めば付いてくることでしょう。
そうやって「プレイ」が「表現」になってくるからね。
東京の連中は、実際毎週どこかでスピンしてたりするから、恵まれてるんでしょう。
地方ではおそらく絶対的に場が少ないから、それは簡単なことじゃないよね。
波のうねり方は海によって異なるわけで、そういう意味では秋田の風からくる「波」は
今回のようなロングスパンなイメージであろうことも理解できるので
ますます発展したら面白いことになるんでしょうね。
映像も然り。(2/8改稿 2/9さらに改稿。続く)