年月はあっという間に過ぎ去ってゆくもので、
いまや周囲はオジサン・オバサンばっかりになってしまったのだけれど
年に一度の祭はやはり欠かせないもので、
今年も相応の労苦が予測されはするのだが
やるのだ、という決意だけは揺るぎが無く、困っている。
さあ、はじめようじゃないか。
クラブ経営者向けの洋雑誌「MONOD dr」のアンケートメールに答えたちょこっと載せてくれてました。最新のJANUARY/FEBRUARY 2009 page026です。なんだか保守的なコメントなのでちょっと申し訳ない。しかし英語サイトも放置しっぱなしなんで気合入れて作りなおすことにしますよ。もちろん日本語ページも同様。
しかし向こうのCLUBはかっこえーなぁ。
いつのまにか「中野四十五番街」が再開発に入ってました。
中野ブロードウェイの早稲田通り出口から細い路地で通じており、
ブロードウェイ東側に張り付くように立ち並んでいたのですが、
結局足を運ぶことはありませんでした。
探検もしないうちに愛おしい地元の路地が消えてしまうのは悲しいものですね。
1/11 "西扉"@EXODUS
ご来場の皆様、ありがとうございました。
MixProjectでお世話になった皆さんとの再会もあり、
久しぶりの大阪、楽しゅうございました。
SASAのお店「虎やんけ」の千日前のグランドキャバレーや
新世界で朝からワンカップをうれしそうに飲むおっちゃんを堪能いたしました。
新世界からジャンジャン横丁を抜け、長い商店街を通り、
飛田新地に出ました。2000年以来でしたが、時間が止まっている風情。
飛田では仲間が一人、オバハンに絡まれました。
ある種の末期を感じはします。
が、、不穏な空気に満ちた街であっても
皆、日本語をしゃべってる方々、というのは、ある種レアなことなんでしょう。
沈滞ムードのシャッター商店街に見えますが、
どこもおっちゃんで賑わっている事実もきちんと見ないといけません。
東京が妙に平和すぎるのではなかろうか。
日本の地方都市が衰弱しきってきているのではなかろうか。
裏返しにそういった印象を強くしてます。
大阪府などが生活保護などでおっちゃんらを「養っている」状態なのがほとんど事実なのでしょうが。
ケニアのモンバサ、スリランカのコロンボ、
およそ至るところ、都市には「不穏な空気」が満ちていたと思います。
それは「活発さ」と等価のもの。
大阪の奇妙な振興策は、ある種の特区(というかゲットー)になっているのでしょうね。
自身としては、無菌であるより活発であるほうがまだマシではなかろうかと思います。
とはいえ、住人の方のお話を聞くと身震いがするほど怖いのですが、
ま、客分はいつだって気楽なものだ、ということで一笑に付していただきたく。
あけましておめでとうございます。
この正月休みは
若泉敬著「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」
を呼んでいるのですが、記載されている条約交渉同様、
ページがなかなか進まないような気がしつつ、
結構消化しております。
しかし外交とは、もしかするとミニマルミュージックの進行に相似しているのではないかと
不遜な思いを強く抱いております。
同じテーマを長年にわたり、飽きず繰り返しつつ、
過程に生じた位相のずれを捕え、これを糧に前に進むもの、
とでも申しましょうか。
では本年もよろしくお願い申し上げます。