広告系のお仕事でイベントの中継2件担当させていただきました。
光学は映像作りと現場統括という区分。
双方ともHDでやったのでそのノウハウをちょっとメモしておきます。
1 HDVカメラの配線はHD-SDIがベスト
Panasonicのin/out:SDIのスイッチャーを借りてきて使いました。
カメラのHDMI出力をSDIに変換して50mとか伸ばして結線。
普通のBNC一本で繋がり、減衰とか気にしないでもいい。
今回は不要だったけど音声も乗っかる。これ最強のIFですね。
HDMI>SDI 変換も安いBOXがいろいろなところに。
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ROLAND V440は結線が基本全部コンポーネント。
コンポーネントはカメラからの出力ケーブル(特殊なやつ)があるけど
そこからBNC3本束ねないといけない。
これは現実的ではないよね。
2 720pすてき
今回は1080iなんですが、カメラの設定はプログレッシブ。
PCで映像を受け取る際、iだと処理が重いのでPが良いとのこと。
だけど1080pなんて出力はどこにもないので
なんとかなるか、ということで1080iでPCに送ったんですが
スイッチャー直のモニタでは見えないのですが
PC経由だと切替時にシマシマノイズがちょっと見えたんです。
ゆるりOLにすることで凌いでいたんですが。
これはやっぱり「i」だからっぽいんですね。
PCからは「げ・インタレースかよ!」って文句言われてる感じ。
なんで「P」にしたいんですが、
この場合720pが良いらしい。
まあ綺麗なことは良いんですが
エンコーダでは横400とかにしちゃうので
1280x720でソースとしては十分なんです。
なんで次からは720pで出力するようにします。
ROLAND V440はその点スイッチ一発de720p出力にできるから良いんだけど。
さっきの通り入力が。。ま、SDIになる1600に期待しましょう。
3 HD配信するメリット
予算もないのでSDでやるつもりだったんです。おかげで赤字。。
ですが、イベントのクライマックスでエスプレッソの抽出シーンがあったのですが
HDの手持ちでグイグイとにじり寄ると、香りまで伝わるような映像になり、
tweetでもその反響が返ってきます。
InterBEEのときにも思ったのですが
画面のサイズとかに関係なく、生での高画質での商品表現って
くだらないサイトの説明よりも説得力を発しますね。
これは力です。
以上取り急ぎ。