予測し得るものを探しに行く旅程というのは面白くない。
結果見つけたものが「懐かしさ」であったり「どこかで見た風景」
であったりすることも退屈だし
「夢」と感激することも事象にとっては断罪に近い手応えであろう。
事象にそんな無碍な犠牲を強いるより
事象に出喰わした時に取っ組みあった記憶がある程度にすれっからしであるほうが
甘美である。
といってもたかが事象相手のことなのだが。
12月頃に
何人かのアーティストとVJで
「今」っぽいイベントをやりたい。
流行物とはまったくちがいます。
同時代の表現というか
911からイラク、長崎などを経て
変わっていく時代と向き合った
ちょろちょろしてないもの。
まだ模索はしてますが
CCA中村氏とMeeting
「そろそろシリアスなイベントを始めるべき」とのご指摘
「呼ばれてVJやりに行ってるだけじゃ、数年で飽きちゃうでしょ」
その通り。
数日間考えます。
デジカメのムービーとか
ttp://www.dimage-style.com/
車のムービーとか
ttp://dualfeel.yahoo.co.jp/
持たないんですよ。。。。
3分も見続けられない。
単体としての作品ってもうありえないのではないでしょか。
下記のようなあくまで素材のひとつとしてどう使っていくか、
ttp://www.adidas.com/y-3/index_high.html
そういうフェーズってことですね。
まあ、わかりきっていることでございますです。はい。
VJの話題は何かとテクノロジーの視点からばかり語られるのだが
何を使おうが主体は表現なのであって、
真に問われるべきはテクノロジーではなく
テクノロジーを乗りこなすリテラシーなのではなかろうか。
流行のJitterなどのツール、独自のツールを用いて
全ての3dオブジェクトをリアルタイム制御で
音にSYNCして変容する像を見せたければ見せればよい。
アンビエントな音楽にたゆたう映像を見せたければ見せればよい。
いずれもさぞ美しかろうが、数分後には無残な退屈しか残らない。
次の裏切りを観客は欲している。
観客の欲望は際限のないマゾヒストの快楽に似てはおるまいか?
結局技術は退屈しか生まないのだ。
しかしそんな原則は40年も前に分かっていることだろう。
不断のサスペンスに支えられ、反動を持って跳躍しないと
次なんて見えてこない。機械に頼った時点で負けだ。
以上、同僚がenvolさんところからinfoを受けて購入した作品集DVD「RELINE」を見た
感想でございます。
Lawrence Lessig教授のオライリー社主催イベントでの講演内容。
(6/27ミラーしました)
すばらしいswfを作ったLeonard Lin氏に拍手を。
かつ見事な日本語版に置き換えられ、この運動を細やかに追いかけるittousai氏、こういう情報を細やかにつたえてくれるenvolのmaquiさんを光学姉妹は絶対的に支持します。
何かしなきゃいけない。だから光学姉妹はVJをします。DVDを出します。
VJは最大のプロテストであってよい。
VJはフリーカルチャーの尖兵であるべきです。
結構すげえアーカイブを発見
知ってた?
戦前の風景から、プロパガンダムービー「Our Enemy」
「Classic TVCommercials」などなど
そして多くはPublic Domainなんです。
日本のアーカイブにも見習ってほしいなあ。
光学姉妹は優良なコンテンツ提供者でありたい。
そのためには
作家性のある表現を追い求めること。
広めるにふさわしいお客さんを集めること。
聞かせるにふさわしいアーティストを紹介できること
集まった人々はきちんとおもてなしすること。
こんなことを大切にしていきたい。
一晩で1500円なりのフィーをお使いいただける「価値」を熟考しています。
コンテンツ不足にあえぐお店の方がいらっしゃるならば
お声かけください。
一方、告知からようやく半年。
SILENTVJ DVD ゼロ号のご用意が出来ました。
ご希望の方に有償でお分けします。
・DVD-Rの焼きっぱの状態になります。
・簡単なジャケットくらいはつくかなw
2000円を出して購入してもらうだけの価値があるはず。
Silent VJ project vol1の0号がやっとこできました
第一弾は
Ofusa&SZKの光学、Cycle、Gill、Evan、AreYouMeaning、Kazuyo・・・
コシコシPCで焼いたサンプル版だけど
とりあえず友人に配りつつ改良していきます。
SilentVJのヴィデオがほぼ集結しました。
Hecticくんはパスかな
さあ、オーサリングやるぞ。SZKさんグラフィックどうしよー?
てことで、冬も終わりですね。今夜は月がやけに明るく思わず
妻にメールしてしまいました。
「ほんと?」
「ほんとだ」
日曜だというのに仕事などしていると
まあ、そぞろですね。
NHK食堂で寂しく晩飯など食す。
時代劇にのっとられたような食堂。
新撰組は食堂でも新撰組のように戯れていた。
ワタリウムのロボットは何とか修理。
リハビリ中というところ、長嶋氏に先んじましたね。
前進はできるが後戻りできないという半端ものですが
来週から館内デモをやるようだ。
一緒に修理した久松くんは5月までMITへ
彼は元々不規則なので不都合なくMessengerで会話しているが・・・
Internet便利なものだな。改めて・・・